気球に乗って、益城町が復活していくのを見て欲しい。

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 坂田(写真右)が三村の住む町、益城・東無田を訪れたのはまだ地震発生から間もない4月下旬の事。

余震もおさまらず、町の人たちは先の見えない不安と戦っている様子だった。

 その頃の三村は地元消防団員として救助活動や家を離れられない、離れたくない住民達の為に、自身の仲間やボランティアと協力して生活の拠点となるテントを庭先に建てる活動を行っていた。

地震で約120軒ある家のうち、およそ8割が倒壊した東無田地区、半数以上の人々が避難所へ行かず軒先避難の生活を送っていた。

「田畑を離れられない」「重機や家財の盗難防止」「避難所だとゆっくり過ごせない」などその理由はさまざまだった。

趣味のアウトドアを通じて以前からの知り合いだった「阿蘇ネイチャーランド」の坂田が三村の住む東無田に支援物資等を積んで応援に来た時、このプロジェクトのきっかけとなる話が持ち上がった。

「子ども達が笑顔になれる事、何かできないかな?」

「・・・気球上げたらみんな喜んでくれるかな?」

はじめは、そんなたわいもない会話だった。

坂田が運営する「阿蘇ネイチャーランド」は阿蘇の内牧に位置する。この地震で阿蘇の人々にとっての生命線とも言える阿蘇大橋が崩落し、例年に比べ4割程度にも満たない入場者数の阿蘇ネイチャーランドもまた、深刻な状況を迎えていた。

「実現すればきっと、上を向いて明日から前に進む原動力になる!阿蘇の復興にもつながる!!


うして、三村があらゆる仲間に呼びかけ、地震から幾月も経たない6月、本格的にプロジェクトがスタートする事になる。

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